人狼の基礎

• 呼び方：人狼
• 陣営：人狼サイド
• カウント：人狼
• 占われた時の結果：人狼（黒）
• 能力：夜のターンで誰か1名を襲撃して殺すことができる

人狼はこのゲームの花型役職です。緊張せずに、リラックスしてプレイしましょう。

人狼は夜のターンで、誰か1名を指定し、襲撃して殺すことができます。「噛む」とも言います。

人狼は吊られてはだめ

人狼が死ぬのは吊られる時だけです。※特殊ルール除く

よって、投票によって吊られないようにしなければいけません。

あなたはいかにも村人であるかのように、また村人サイドの役職を持っているかのように振舞います。（あからさまな役職持ちアピールはダメ）

村のために推理し、村を勝利に導こうとしているように見せなければなりません。

誰を襲撃する？

夜がやってくると、誰か1名を選んで襲撃します。初心者人狼は、最初は誰を襲撃すればいいのかわかりません。

一般的な襲撃する優先度は以下のようになります。

1. 真占い師
   →占い師を襲撃できると一気に人狼有利となります。ただし狩人が守る可能性大です。
2. 真霊能者
   →霊能結果が人狼にとって不利益になる場合は積極的に狙うべきです。場合によっては狩人が守っています。狩人が霊能者を守っていそうだと判断したら、真占い師を噛みにいくべきです。
3. 白確プレイヤー
   →白確プレイヤーが減ってもグレーの幅は狭まらないので人狼が潜伏しやすくなります。役職持ち以外を狙うなら白確を狙いましょう。
4. 多弁
   →推理ができる人、鋭い人を先に葬っておきます。
5. グレー
   →誰を襲撃すべきか判断できない時にはグレーを襲撃します。できるだけ狩人っぽい人を襲撃しましょう。

村人視点で常に考える

村人は村人として純粋に話しますが、人狼は、自分は人狼だけど村人として話します。

その際、人狼でしか知り得ない情報や、人狼だからこそ出てくる発想、視点などを話してしまうと、鋭いプレイヤーに気付かれてしまいます。いわゆる視点漏れです。

本当に村人ならどう見えるか、どう考えるかを考えて発言しましょう。

なんなら、自分は村人だと思い込んでしまうのもありです。

その結果、味方の人狼や狂人を議論で攻撃してしまうこともあるでしょう。それでいいのです。あなたは村人なのです！

狂人がいる配役

狂人が誰か目星をつけましょう。

狂人が占い騙りをし、あなたに白を出してくれるのが一番確実です。その人が狂人だと一発でわかります。

狂人占い師が、あなた以外の村人に黒を出すことでも一発で把握できます。

狂人占い師を確定できた場合は、この偽占い師を本物占い師だと擁護し、村全体に信じさせるよう誘導しましょう。

仮にあなたに白を出した狂人占い師が偽だとバレても、それがあなたが人狼である証明にはなりません。

騙り占い師は、嘘もいいますが本当のことも言うのです。あなたは白を出されたプレイヤーから、グレーに戻るだけです。

人狼が1人しかいない配役

6名などの少人数でのプレイの場合人狼は1人だけです。

この場合、人狼としては、騙るか潜伏するかをよく考えましょう。

例えば人狼1、狂人1、占い師1、狩人1、村人2、という配役だとします。

村人として吊れる回数はたったの2回です。つまり2回吊って人狼が吊れなければ人狼の勝利です。

夜スタートで占いありの場合、占い師は誰かを占っています。

翌日の昼、占い師のCOで誰かに白が出た後

• 狂人が占い騙りに出てくる→あなた潜伏
• 誰も対抗COしない→あなたが騙りに出る
  →狂人が騙らないのを見た上で遅れてCOするため、疑われやすいです。

という流れになります。誰も対抗しなければ占い師が確定してしまいます。

そうすると、占い師と白を出されたプレイヤーを除く4名がグレーとなり。この中からまず吊られます。

4分の1の投票を逃れたら、夜占い師を襲撃したいですが、今回は狩人がいるため、占い師は守られているでしょう。よって、占い師は狙えません。そのため、グレーを狭めないために○が出たプレイヤーを噛みます。

翌日、占い師から黒を出されたらほぼ終了、運良くまた白を出したとしても、この時点で、白確2名、グレー2名（あなた含む）となり、2分の1で吊られます。

このように、4分の1→3分の1→2分の1とくぐり抜けなければ人狼に勝ちはありません。