- 呼び方:占い師・預言者
- 陣営:村人サイド
- カウント:村人
- 占われた時の結果:人(通常占い師は1名なので占われることはない)
- 能力:夜のターンで誰か1名を占って人狼か否かを知ることができる
占い師は村人サイドにとって最も重要な役職です。
占い師が本物であり、村全体がその占い師のことを本物だと認識した段階で、一気に村人サイドが優勢となります。
占い師の仕事は「人狼を見つけ出すこと」です。
そのために、吊られず、噛まれず、生き残って人狼を探しだす必要があります。
占い師は、夜のターンで一人を指定し、その人が人狼か否かを知ることができます。
占い師の占い結果が正しいのであれば、白が出た人を村人だと断定し、黒が出た人を吊る、というシンプルな流れになり、非常に村サイドの勝率は上がります。
また、占い師のCOのタイミングはゲームするフィールドによって様々です。
COが早いほど信頼を得やすいところもあれば、潜伏して占い師がすぐに襲撃されるのを避けるべきだと考える人が多いところもあります。
狩人がいる場合は、即COしても信頼を得られれば守ってくれるので問題はありません。しかし狩人がいない状況で、占い結果が白だった場合は、即COしてもそれほど有意義な情報を出せないうえにその夜襲撃されるのがオチです。よって、狩人がいるかいないかで、COのタイミングは大きく変わります。
COのタイミング
狩人がいる場合
即COしても狩人に守られるので問題ないですが、即COするのか潜伏するのかは状況やフィールド次第です。
狩人がいない場合
即COすると即噛まれるので、黒を引くまで潜伏するという方法がありますが、襲撃されてしまい、人外に乗っ取られる危険性もあります。プレイする人数が少ない場合は、白しか引いていなくても、即COしたほうがよい事が多いでしょう。
例えばプレイヤーが7人で人狼1名の配役の場合、初日、2日目の2回占った時点でプレイヤーの数は5名になっています。この5名の中で白2名という占い結果は、黒は引けていなくてもグレーをかなり絞り込んでいることになります。よって、COしてしまうべきです。また、最初の襲撃で潜伏死する可能性も人数が多い時に比べて高いため、即COでもそれほど問題ありません。
対抗CO無し
配役7人(村人3、人狼1、狂人1、占い師1、狩人1)
あなたが占い師だとCOし、誰も占い師だと騙る人が現れない場合です。
この場合、ほぼ真占い師だと信じてもらえます。もしあなたが人外で、占い師を騙っているのであれば、本物の占い師が対抗COするはずだからです。
よって、占い師をCOし、他に誰も対抗してこなければ、あなたは本物の占い師として村での信用を得ることができます。
占い師が本物である流れでは、占い師は毎晩怪しい人物を占い、その翌日結果を発表し、結果にそって吊っていくだけです。
占い結果が黒ででれば、そのプレイヤーをその日の投票で問答無用で吊り、白であればその人は白確となります。白確プレイヤーのその後の発言は重視されます。(村人なのであれば、村を欺くような発言はしないからです。狂人の可能性もありますが。)
占い師が本物である流れでは、狩人(ボディガード、騎士)は常に占い師を守ります。占い師の生存が村人サイドの命運を握っているからです。
人狼は自分が占われる前にこの占い師を襲撃したいと考えますが、狩人に守られた場合、襲撃チャンス(村人を減らす機会)を一回捨ててしまうことになります。
そのため、人狼は狩人をまず襲撃し、守られなくなった占い師を襲撃する、という手順を踏まなくてはいかないのです。
対抗CO有り
配役7人(村人3、人狼1、狂人1、占い師1、狩人1)
あなたのCOに対し、誰かがが対抗CO(占い師だと騙る)してきます。
もしくは、あなたがCOしようとする前に誰かが先に占い師COします。
あなたの視点では、対抗してきたプレイヤーは間違いなく人外です。(なぜなら自分が本物だからです。)
しかしただの村人からすると、どちらが本物かはわかりません。
あなたがいくら「自分が本物だ」と訴えても、対抗も同じように訴えます。
対抗したのが狂人だった場合
人狼は占い師のどちらかは狂人であるとわかります。ただしどちが狂人かわかりません。
狂人が対抗COすれば、人狼は占い師を襲撃できるチャンスができます。狩人が偽物を守って、本物を守らない可能性があるからです。ただし、狂人を襲撃してしまう可能性もありますし、狩人に守られてしまう可能性もあります。
偽物が人狼に対して白を出す、もしくは村人に対して黒を出すと、人狼はその占い師が狂人であると把握できます。(狂人が嘘を言ってることが人狼にだけわかります。)
対抗したのが人狼だった場合
狂人は占い師のどちらかが人狼であるとわかります。ただしどちらが人狼かはわかりません。
狂人は自分に黒を出さされたときに、その占い師が人狼だと把握します。
対抗CO複数有り
配役7人(村人3、人狼1、狂人1、占い師1、狩人1)
あなたのCOを含め、3名の占い師COがあるパターンです。
人狼が2名、狂人が1名の時にこのパターンが発生しますが、人狼1、狂人1の場合にはなかなか発生しません。
なぜなら村人の視点で見ると、3人の占い師のうち、本物1、人狼1、狂人1、に見えるので、このCOした占い師3名を順に吊っていくというシンプルな攻略(占いローラー)になるからです。
よって、人狼が2名、狂人が1名いるようなゲームでは占い師CO3人というのが発生しますが、人狼1、狂人1では占い師3人COはほぼないでしょう。
狩人がいない
配役7人(村人4、人狼1、狂人1、占い師1)
配役に狩人がいない場合、占い師COをすると、その夜人狼はほぼ間違いなく占い師を襲撃します。人狼にとって占い師は非常に邪魔な存在なのです。
よって、白の占い結果を出しても、その日の夜に人狼から襲撃されて死んでしまい終了です。
あなたが残した情報は、1人のプレイヤーに白を出したことだけです。(しかしその白を出したプレイヤーも狂人の可能性があるのです。)
1名の白を出して噛まれるか、2回目の占いまで潜伏するかは状況やフィールド次第です。
人狼を占い当てた場合は
あなた「占い師CO、Aさんは人狼でした。」
とCOします。しかしそのままでは人狼サイドは人狼が吊られて終了してしまうので、狂人か人狼が対抗COしてきます。
この時、偽占い師は「占い師CO、Bさん○。まだ黒が見つかってないのでCOしませんでしたが、騙りが出てきたので対抗COしました。」と言ったり、「占いCO、Bさんは人狼でした。」などと言ってきます。
村人視点でいうと、どちらの占い師が偽か、真偽は見分けにくいです。
通常先にCOした方の信用度は高いですが、後から対抗してきた偽占い師のCO内容も筋が通っています。
こうなると信用勝負になります。
1回目が白だったので潜伏し、2回目も占ったが、白しか引けなかった場合もCOします。
あなた「占いCO、AさんとBさんは白でした。」
人狼を占い当てることはできませんでしたが、今回の例のように7名しかいない場合、2名の白情報はグレーを狭める重要な情報となります。
コメント 名前とメアドは必須ではありません
悪淳セレル辛い