- 呼び方:共有者・フリーメーソン
- 陣営:村人サイド
- カウント:村人
- 占われた時の結果:人
- 能力:ゲーム開始時に相方が誰かを把握できる
共有者とは、お互いが村人だと認識しあえる二人のプレイヤーです。
最初の夜、お互いが共有者(村人)であると教えられます。白だと信じあえる人がいるというのは心強いですよね。
ただし、共有者は何もせずに村人のように振舞っていては村人サイド有利には進めれません。共有者は想像以上にテクニカルな役職なのです。
まずは、共有者であることを村人に信じてもらい、自分が白確であると知らせましょう。村としては、白確がいるというのは有難い状況なのです。無駄占いを減らせる、進行役を任せれる、グレーを減らせる、などなど。
共有者の仕事は「村が有利に進むようにまとめ役として動くこと」です。
共有者の仕事
共有者は、村人サイドからすると、数少ない信頼できる白確プレイヤーです。
すばらしい推理を述べる人や、村を勝利に導こうとしている人に見えても、もしかすると人外が煽動しているのかもしれません。そういった疑念は人狼ゲームをする上で常に存在します。
しかし共有者は違います。絶対的に村人なのです。
よって、議論の牽引役(まとめ役)となります。
共有者の証明方法:両方CO
最もシンプルでおすすめなのは、最初の昼に共有者二人がお互いを名指ししてCOすることです。つまり
Aさん「私は共有者です。相方はBさんです。」
Bさん「私は共有者です。相方はAさんです。」
と二人でCOした時点で、この二人の○は確定します。
対抗COがでてきて、人狼×人狼、もしくは狂人×人狼なども可能性としては有り得ますが、超稀です。
よって、二人で一斉にCOすることで、二人は白確を証明できます。
また、白確2名が出てくることで、真占い師の無駄占いを減らせます。共有者は占われてはいけません。無駄です。必ずグレーを占ってもらいましょう。
共有者の証明方法:片方CO
共有者の片方だけCOします。
Aさん「私は共有者です。相方は生存しています。」
実はこれだけでAさんは共有者であると信じることができます。
なぜなら、もしAさんが人外だった場合、本物の共有者2名に名乗り出られたら嘘が即ばれます。
なので人外にはこのような発言はできません。
よって、誰も対抗COしてこない時点でAさんは共有者であることがほぼ決まるので、相方が名乗り出ずともAさんは信用を得ることができるのです。
共有者トラップ
上で述べた、片方だけのCOによるメリットに、共有者トラップがあります。
Aさんの相方であるBさんはCOせずに潜伏しています。つまりグレーです。
もし、偽占い師が出たとして、Bさんに黒を出した場合、Bさんは、自分が共有者であることを名乗り出ることで、この占い師が偽であることを証明できるのです。
この共有者トラップを継続するために、確定共有者であるAさんは襲撃されないようにしなければなりません。つまり狩人はこのAさんの防御優先度が上がります。(Aさんが死ぬとBさんは共有者を証明できなくなるため。)
その結果、本物の占い師が襲撃されやすくなるというデメリットがあります。
議論を進行しているであろうAさんは、占い師複数の時、Bさんを占うように指示します。もし黒を出す占い師がいれば、偽確定でトラップ成功です。(ただし、偽占い師が、トラップだと察知すればそう簡単には黒を出しません。)
共有者両潜伏
偽占い師に黒を出させるためにに2名によるトラップをしかけます。
偽占い師がどちらかの共有者に黒を出してきた時に、出された人間が共有者COします。
これで占い師が騙りであることを証明できます。
ただし、相方が襲撃などで死んでしまった場合、共有者の証明を完全に行うことはできなくなります。
例:共有者A、共有者Bが両潜伏で夜が訪れ、翌日狂人占い師CがAに黒を出しますが、同時に共有者Bが襲撃で死んでいたとします。共有者Aは共有者だとCOし(同時に相方Bが昨夜襲撃死したとCO)、占い師Cの偽を主張しますが、人狼1名が同じことを言ってCOしてきたり、人狼2名が両者で共有者対抗COし、人狼同士で共有者ラインを作られることもあり得ます。
村人視点では、共有者Aは黒を出された人狼の苦し紛れの共有者COに見えてしまいます。
また、真占い師に占われる可能性がぐっとあがるため、無駄占いが発生します。
共有者による役職騙り
村人サイドプレイヤーによる役職騙りは基本的にやってはいけませんが、共有者は許されます。
それは、後で自分が村人であったことを証明できるからです。(ただの村人には証明はできません。)
占い師2COの状態にする
人狼1、狂人1、占い師1名、共有者2名がいる配役で、共有者Aが占い師CO→本物占い師がCO
この時点で、狂人視点では、人狼の占い師騙りに見え、人狼視点では狂人の占い師騙りに見えるため、お互い騙るのをやめます。
このまま他に占い師COがなければ、共有者Aが占い師COを撤回し共有者COします。
これで、本物の占い師を確定することができます。
共有者Bはまだ潜伏しているため、共有者トラップは継続されます。
占い師3COにする
人狼2、狂人1、占い師1名、共有者2名がいる配役で、共有者Aが占い師CO→本物占い師がCO→共有者Bも占い師CO
この時点で、狂人視点では、真占い師-人狼占い師-共有者占い師に見え、人狼視点では真占い師-狂人占い師-共有占い師に見えるため、お互い騙るのをやめます。(真占い師-人狼占い師-人狼占い師は占い師ローラーで人狼サイドに不利です。)
このまま他に占い師COがなければ、共有者AとBが占い師COを撤回し共有者COします。
これで、本物の占い師を確定することができます。
1名の占い師COの後、共有者2名が占い師COして、さらに4人目の占い師COがあれば、この4人目は本物である可能性が高いでしょう。ここで占い師COできるのは本物だけです。よって、最初にCOした占い師は、狂人か人狼である可能性が高いと言えます。
共有者が2名ともCOした場合、共有者トラップは発動しません。
共有者騙り
共有者が襲撃死したときに、人外が共有者を騙る隙ができます。
AさんとBさんの共有者がいたとして
Aさんが共有者COし、Bさん潜伏→Aさんが襲撃死した場合、Bさんは共有者の証明ができなくなります。
→対策としては、Aさんは自分が襲撃される可能性が高いと判断したら、相方はBさんであることを先にCOしておきます。
ABともに両潜伏→CO前にAかBが襲撃死した場合、もう片方の共有者は証明ができなくります。
→相方が襲撃された場合、翌日の第一声でそれをCOすればある程度は信じてもらえます。人外としては、襲撃死した人間が共有者かどうかはすぐにはわからないので、なかなか第一声でそれを宣言できないからです。
とにかく、残された相方は、自分が共有者であることを簡単には証明できなくなり、狂人や人狼が共有者を騙ってきた場合信用勝負となります。
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